家庭教師を投入後に成績は上がったのか?

 

今回も家庭教師シリーズの続きです。

前回までは↓

まみっちです。只今、家庭学習日という名のお休み期間中でして、平穏な日々が続いております。もうすぐ夏休みだな~と考えていたら、小6の夏休みの事を思い出しました。小学6年生の夏休みといえば、受験生にとってみれば、天王山とも呼ばれ、最も学力が伸びる時期です。〈スポンサードリンク〉(adsbygoogle = window.adsbygoogle || ).push({});塾では一通りの基礎的学習は終わり、希望校の過去問に取り組む時期でもあります。一般的には、志望校に合格するため、1点でも多く得点しようと、寸暇を惜しんで勉強するものです。しかしなが...
まみっちです。今回は前回の続きです。8月の初旬、初めて家庭教師の先生がやって来る日になりました。最初なので、夕方に設定し娘と私、今か今かと心待ちにしていました。初めて家に来るので、道が分からないかもしれないと、電話がかかってきても良いように30分前から出かける準備も整えていました。〈スポンサードリンク〉(adsbygoogle = window.adsbygoogle || ).push({});しかし、電話もなく約束の時間になりました。っと、その時電話が鳴り・・「近くまで来ているのですが、道に迷ってしまい・・」とのこと。今いる場所を聞いたら...
まみっちです。今回も家庭教師シリーズの続きです。前回までの話は、↓指導の後に、少しお話がしたいと先生が言いました。お別れの挨拶をされるのだろうと思いました。娘にも家庭の事情で、先生が家庭教師を辞めるという事は伝えてあったので、聞く準備は出来ている様でした。先生「あの、派遣元からはお話は聞いてらっしゃいますか?」私「ええ、家庭の事情でお辞めになられるんですか?」先生「あっ、そのように聞いてらっしゃるんですね・・」私「?」〈スポンサードリンク〉(adsbygoogle = window.adsbygoogle || ).push({});先生「...
まみっちです。今回は家庭教師シリーズの続きです。今までの記事は↓先生が連絡もなく、指導の日に現れませんでした。こちらから電話をしても、メールを入れても応答はなく、返事もありません。いつか、こんな事になるのではないかと思っていました。もう、怒り心頭です。なぜ、家庭教師に振り回されなければばらないのでしょうか?〈スポンサードリンク〉(adsbygoogle = window.adsbygoogle || ).push({});連絡しようにも万策尽きて、為す術なし。待つしかありませんでした。そして2日後に電話があり、指導日当日に電車の中で体調不良...

さて肝心の娘の成績はどうなったのでしょうか?

家庭教師を派遣する会社のホームページには、

「劇的に点数が上がった!」
「偏差値が20上がった!」
「無理と言われていた難関校に奇跡の合格をした!」

等の、成績の伸び悩みに悩む親なら誰もが手に入れたい言葉が
載っています。

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しかし、娘の成績は宣伝文句のようには上がりませんでした。

先生のせいではありません。
麻衣先生は、家に来るまでが問題で、到着してからは良い先生でした。

娘の苦手な問題を一緒に解き、解き終えたら似たような問題を作って解かせ、出来るようになった事を確認して、次の問題に進む。

次回来た時も、前回のおさらいから入って、次に進む。集中してないと思ったら興味のありそうな話を振り、集中したところで勉強に戻る。

というふうに、子供の扱いは上手でした。

成績が上がらないのは、やっぱり娘のせいなのです。

先生と一緒にやっている時は、真面目に取り組みますが、
先生が帰るといつもの娘に戻ります。

先生が出した宿題も「やるの忘れた、塾の宿題がたくさんあって出来なかった」等言い訳してやらなかったんです。

私は先生に「約束守ってないんですから、怒って下さい」っと言いましたが悲しそうな顔をするだけで決して怒ることはしませんでした。

最後の模試が12月の中旬。

この頃は気付かなかったのですが、これまで算数の成績は上がらなかったけれども、下がりもしなかったんです。

みんなラストスパートをかけるので、一般的には頑張ってない子はどんどん追い越されて偏差値はじりじりと下がっていくはずなんですよ。
だから、偏差値を下げなかったことはそれなりに成果が出ていたということになります。

あと、先生は閉塞気味の我が家に風穴を開けてくれました。

こんな成績で受験どうするんだという私。
もう塾やめる。受験しないという娘。

そんな喧嘩ばっかりしていたところに、

先生が来ない、遅刻する、すっぽかす。

私の関心が娘1点に集中していたのが、先生に多少それるようになり
娘も少し楽になったようでした。

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それと同時に娘は先生が今度はどんな言い訳をするのだろうと、
面白がっているようにも見えました。

大学生とはいえ、娘にとっては大人。
それもアイドル並みにきれいなお姉さん。
憧れの先生なんです。

それなのに時間を守る事が難しい、スケジュール管理に弱い先生。
大人からみたら、ダメダメ先生なんです。

娘が先生にこだわっていなければ、とっくの昔に辞めてもらっていたことでしょう。

でも娘は、難関と言われる大学に通うお勉強が出来る大人でも
ダメなところがあるんだ。
あっても大丈夫なんだと、欠点のある先生を
身近に感じたのかもしれません。

先生が、遅刻しなくなったことと、12月に入ったことで、
週2回来てもらうことにしました。

この頃は、今通っている第一志望の学校の過去問を
繰り返し解いていました。

娘は先生と、どちらが早く問題を解く事が出来るか
スピード対決をするのが好きでした。

いつでも、先生というよりは、お姉さん的立場で
伴走してくれた様に思います。

先生は、算数以外の科目もみてくれて、独自に第一志望校の社会や理科の過去問の分析などをして、試験に出そうな範囲を予想して、一緒にノートまとめもしてくれました。
最後の一週間はこれだけやれば大丈夫なノート。

そのノートが完成した12月末に家庭教師は終了しました。

それから慌ただしく、埼玉受験、東京受験と日々は過ぎて行きましたが、娘が本気で勉強したのはこの1ヶ月くらいでしょうか。

最後の最後で、第一志望校のレベルまで
成績が追いついてきたのだと思います。

結果、我が家は第一志望には繰上り合格、
それ以外も順当に合格を頂きました。

一般的に家庭教師といえば、

「成績をメキメキ伸ばしてくれて、短期間に結果を出してくれる人」


私は、そういうものだと思っていました。

きっと、プロ中のプロ先生はそうなんでしょうね。
家庭教師派遣会社のホームページに載っている『合格体験記』の手記に登場する先生はその先生なんでしょう。

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しかし、我が家は現役大学生の先生。

何の実績もない家庭教師1年目の先生。

派遣元から研修を受けてくると言っても、自分自身も
手探り状態での指導ですから多くは望めません。

その分、指導料もお安いですから、しょうがないですよね。

そんな大学生の家庭教師が我が家に残してくれた
功績とは何なのでしょうか。

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mamicchi

まみっちです。 不登校を繰り返しつつ、何とか中高一貫校を卒業しました。1浪を得て今年大学1年生です。

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