今回も家庭教師シリーズの続きです。
前回までは↓
そんな大学生の家庭教師が我が家に残してくれた功績。
それは3つあります。
①閉塞感たっぷりの我が家につむじ風を運んできた。時々母の心を嵐にした事もあったけど,どんよりと張り詰めた親子の心にに風穴を開け、
新鮮な空気を入れてくれた。
親子だけで煮詰まるのを防げた。
②娘にとっては、1人でやっていた自宅での勉強を手伝ってくれる人が出来た。
その人はきれいで、時々やらかす人で毎日が楽しくなった。
親の愚痴を聞いてもらえてストレスを溜めずに済んだ。
③8月から12月までの5ヶ月だけの指導で、最終模試までには、成績に大きな変化は見られなかったけど、受けた学校全てで合格できた。
第一志望校には偏差値は10ポイント程足りてなかった事を考えると奇跡の合格とも言える。(繰上げだけど)
一度も合格圏内に入ったことはなかったので。
もし、娘が先生が出した宿題をきちんとやっていたら、もっと目に見える変化があったかもしれない。
成績大幅アップで、偏差値も10位上がったりとか・・
だけど、きちんと宿題をやるような子なら、そもそも家庭教師のお世話にならなかったかもしれない。
日能研に行っていたので、そこで先生に分からないところは質問して、自学自習すれば成績は伸びたはず。
しかしそれが出来ない・・
自学自習が出来ない幼い子なのに、親はなんとかして、合格させようと思うから大変なんですよ。
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一日一日、受験まで近づいて行く中で、親は焦り、子供は人ごとのようにのんびり、もちろん成績も上がらず。
で、行きつくところは家庭教師です。
受験まで日がなく、短期間で結果を出そうとすると、高実績のプロ先生に頼もうと考えますが、費用が掛かり過ぎる。
共稼ぎの一般家庭では、手が出せない。
後で聞いた話ですが、そもそも費用を賄えたにしても、良い先生は受験シーズンが終わる2月の時点で次の生徒さんが、決まっており夏休みの時点で空いているケースというのは少ないそうなんです。
結局、ウチでは無理な話でした。
子供の希望もあり、大学生のお姉さん先生を頼むことに・・
ご存知のように、色々ありましたが、我が家は家庭教師を頼んで正解だったと思います。
憧れの中高一貫校に「行けたら行きたい」なんて言っちゃう、やる気もない、やりたくもない子に、勉強させるには、この方法しかなかったなと今でも思います。
塾の宿題も殆どやらず、麻衣先生の出した宿題もまず、やらなかった。
麻衣先生がいるときに、一緒にやっただけ。
しかし、それが重要だった。
家庭教師を頼まなかったら、それさえ無かったですから。
塾では、質問してもすんなり教えてくれないそうなんです。
質問に行っても、「○○ページはやってみた?最初に自分で考えてみた?」っと質問返しされるみたいで・・
そうなると、質問に行くことが怖くなり、分からないままにしてしまう。
分かりますよ。すんなり教えてしまうと自分で考えなくなるので、
その子の為にならないという考え方。
しか~し、塾で下位クラスにいる子が、勇気をふり絞って質問に行ったときに、それやられてしまうと、2度と行けなくなりますよ。
そうやって、どんどん分からなくなって行きます。
そこは、質問に来られた事を、褒めてあげて、ゆっくり解説して欲しいと思うのが親心。
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しかし、塾も商売。
下位クラスの子に手をかけても、儲けにつながりません。
同じ手をかけるにしても、難関中学に合格しそうな子たちに時間を割くほうが、よっぽど儲けにつながります。
その子たちが難関校に合格してくれたら、塾の宣伝になりますし、次年度の入塾生も増えます。
だから下位クラスの子は塾に期待してはダメなんです。
塾で出来ない事を、他でフォローしないと。
親が教えられれば良いんですけど、親だと反発して素直に聞かないですからね。
まあ、喧嘩の元です。
麻衣先生は、「そんな問題も分からないの?」という顔もしませんし、分かるまで丁寧に教えてくれました。
自分の為だけの先生。
分からないところは、いつでも、何度でも質問出来る安心感。
それが心強かったみたいです。
休憩時間には、おやつを食べたりアイドルの話をしたり、時には悩みを聞いてもらったり、精神面でもフォローしてくれました。
娘は、教師として指導してくれる人よりも、一緒に勉強をしてくれて
応援してくれる人が欲しかったんですね。
1人で走るのではなく、一緒に走ってくれる人。
私はいつも、『頑張れっ!』て街頭で応援しているようなものでした。
さて家庭教師の会社の選び方ですけど、私はやや月謝が高めの会社を選びました。
何故なら、お支払いする月謝が高い会社ほど、優秀な先生が在籍していると思ったから。高い月謝は先生に支払われていると思っていたので。
しかし、麻衣先生に聞いたら月謝の高い有名な会社も、やや安い無名の会社も、もらえる給与は変わらなかったそうです。
麻衣先生はウチの他にも2人に教えていたし、登録もいくつかの会社でしていたそうです。
同じランクの大学生なら、給与はほぼ一緒なんだそうです。
月謝の高い会社は宣伝広告費とかに、費やされるのでしょか?
安い会社と契約しても、麻衣先生と出会える可能性はあったということです。
そうなると、どこの会社と契約しても一緒ということになります。
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どういう先生とご縁があるかは運次第でしょうね。
ウチみたいに、時間にルーズでダメダメな先生でも、娘との相性は
ばっちりなんていうこともありますからね。
早くから、家庭教師をつけてあげたら、効果はもっとあったかもしれませんが、そこはお財布との相談ですからね。
ウチはこのタイミングがギリギリだったと思います。
合格をつかみ取る為、今までの時間と経費を無駄にしないため、藁をもつかむ思いで家庭教師を頼みましたが、受験した全中学に合格出来たので、結果は出せたという事になります。
実際、家庭教師をお願いした経験者として言えば、これから家庭教師をお願いするという事は、有意義です。
ウチの子のように、勉強に消極的なお子さんがいたとしたら、それは
単に分からないからやりたくないだけかもしれません。
マンツーマンで指導してもらえたら、案外すんなり理解して勉強が楽しくなるかもしれません。そうなったら子供ってノリやすいので、成績も偏差値も上がる可能性が高いです。
塾代の他に家庭教師の費用はたしかに痛かったですが、
あと半年ですからね。頑張りました。
5ヶ月だけ、ラストスパートのつもりで捻出しましたよ。
ウチの場合、第一志望校に指一本で引っかかったので(繰上げ合格ですから)、家庭教師がいなければ、絶対に合格出来ていませんでした。
あの時の判断は正しかったと思います。
先生には子供の愚痴も、親の愚痴も聞いてもらったりして、
最後は本当に仲良くなりました。
麻衣先生みたいな、時間に弱い先生は滅多にいないと思うけど、先生との相性が悪ければ、替えてもらう事も出来ますよ。
以下は実際に私が検討した会社です。
実際にお願いしたところは、対応が良くなかったのでこちらには載せておりませんが・・・
まずは、お気軽に資料請求でも。
mamicchi
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