親が変われば子が変わる?

子供が学校へ行けなくなり、私はなんとか救いを求めて学校のカウンセラーさんに相談に通っていました。

最初の頃はカウンセラーさんが娘に対応したときの様子も聞け、自宅での対応法などもお話して下さいました。

『とにかく今はゆっくり休ませる

質問しない。話してきた事だけを聞く

アドバイスしない

お母様が心配そうにしていると、子供は敏感なので(不登校の子は特に)もっと不安になる。お母様は「なんてことない」という風な顔をしてデンと構えていて下さい。』などと言われました。

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その頃夫にも「その顔やめてくれ」と良く言われていたので、悲しくなりました。子供の前では平気そうなそぶりをしていたものの、不安がダダ漏れしている顔、雰囲気だったそうです。

そういう事を夫に言われると、今こんなに辛い気持ちでいるのに、どうしてさらに私を責めるのかと本当に腹が立ちました。

そのことをカウンセラーさんに言うと、

「そうなんですね。でも旦那さんの言う通りかもしれません。」と言うのです。

私は反論しました「娘が辛く大変な気持ちでいて、学校にも行けずこのまま退学するかもしれないのに、平気なふりなんて無理です。私女優じゃないんです!子供の問題が解決すれば私も元気になりますが、今は何も解決してないので無理なんです」と、すると

「それでも、早く子供を元気にしたいのなら、お母様から元気にならないと。子供は自分で解決できる力を持っています。ただ時間が掛ります。その間お母様はその問題に囚われず、お母様の趣味を存分に楽しんで元気になって下さい」と。

またも私は「そんな。子供が元気じゃないのに趣味なんてする気も起きません」と。カウンセラーさんは苦笑いを浮かべたままでした。

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このカウンセラーさんが言った言葉を理解したのは、不登校が解決しつつある半年がたった頃でした。不登校初期は親もパニック状態で心に余裕がありません。しかし、何か月も家にひきこもる娘に接し、たくさんの不登校関連本を読み、ネットで検索するなかで、自分の今までの毒親ぶりを反省し、現状に慣れた頃、娘のあるがままを認め、出来た事を褒めてあげられている自分に気付きました。

「親が変われば子が変わる」とは不登校業界(?)では良く聞く言葉ですが、私は変わろうと思っても変わる事ができませんでした.

ただ時間の経過と共に自然に変わっていったのです。

そこに至るまでには不登校児にはやってはいけないこと、言ってはいけないこと全部やりました。子供とつかみ合いの喧嘩もしました。それを全部やったことで親は子の気持ちを理解し、子供も親の気持ちを知ったのだと思います。

そうして、だんだん事態は良い方向へ回りだしたように思います。